胸元に薄紅の 彼方の貌ぞ残れり
唇に面映ゆき 艶々の夜の香は今昔
徒に時は流れ 便りなき花は枯れてゆく
音をなす人も無くに 水面にまた一滴
水色の玉響ぞ 何故この身に幾度も
一人寝の寂しきに また衣を濡らす
文無きや文無きや 思いはまだ遠く
山の端に久方の 色濃い陽が出ずる
清か
べ、別にまだ未練があるとかじゃないんだからねっ!
・・・「たまゆら」とは、
<ほんの少しの間・一瞬>などの意味を持つ。
帰らぬ想い人のことを待つ永遠のように長い夜でも、
ほんの数時間のことであり、そんな夜を繰り返していく
日々も・・・人の一生でさえも<一瞬>のように儚く脆い。
人の生きる時間は、人の生きる世界は、
不安定で、不確かで、けれど、それは
紛うことなき現実であるということ。
まっ、難しいことを考えなくても、いい曲はいい曲だよねw
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